LEGLABO 講師ブログ

ネタ

日本語の小論文でも英語のライティングやエッセイでも言えることですが、受ける大学の偏差値レベルが上がれば上がるほど、書くべき「アイディア」が重要になります。

このネタが足りない状態で焦って小論文の練習をしたり英語のエッセイを書こうとすると、お題を前にして何を書いたらいいかわからずうんうんと悩んでしまい、結果、時間ばかりが過ぎていく羽目になります。

もしこれが英語のライティングだったりすると、書くべきクリアなアイディアが頭の中に(日本語ですら)ないので、それを英語で書こうとすると、これはもうウルトラCどころの話しではなく、確実に意味不明な論旨展開となって採点する者を混乱に陥れることになります。本番がこれだと当たり前ですが100%アウトです。

またもしこれが日本語の小論文だったとしても同じことで、だいたい難関大学の小論文入試だとお題に関連した参照文がいくつか掲載されていて、最初に受験生はそれを読まされた上で小論文を書くことが多いのですが、頭の中に十分なアイディアがないので、その参照文を読むだけでいっぱいいっぱいで、それに対する疑問点や反論などが出て来るはずもなく、結果自分が書いた小論文は一言でまとめると「イイトオモイマシタ」みたいな全く読むに値しない文章になり、これも残念ながら即アウトとなってしまうわけです。

一方で書くべきネタが自分の中に十分にある場合はどうなのか?

お題を前にして、どのネタを使ってどのように論を進めていくかのアイディア出しと構成に最初の10〜15分を使ったあとは、ひたすら怒涛のようにペンが動いていきます。このレベルの答案が書けて初めて合格するレベルの受験生と同じ土俵に立てるわけです。

また書くべきアイディアが豊富にあると、仮に課題文や参照文があったとしても、それがどの観点から述べられているのか、あるいはその論点の問題点がどこかなのかなどが頭に浮かびながら参照文を読むので、読みながらも要所要所で「ツッコミ」を入れつつといったように、いわば一人ディベートみたいなことが可能になるわけです。このレベルで参照文が読めると、参照文はあくまでも「参照」としてその論旨も踏まえつつ自分の意見を展開できるわけです。

先日小論文の必要な受験生に「グローバル化」というかなり大きなテーマについて10分程度で自分の口でアウトプットしてもらう練習をしましたが、南北問題や世界の均質化、宗教などの観点からグローバル化のメリットとデメリットでについて上手く説明できていました(^^)。ライティングやエッセイ、小論文に対してはこんな感じで、まずは関連分野の必要知識をインプットすることと、それを自分の言葉でアウトプットする練習が過去問演習の前に絶対に必要であるわけです。
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