LEGLABO 講師ブログ

いまどきの子

高校生クラスではコンスタントにライティングを書かせるのですが、その際に個人的に時代の変化を感じさせられる機会に出くわすことが結構多くなってきたなぁと感じます。

例えばこないだの授業である生徒が書いていた文章では、schoolをscoolと書いているわけです。しかもこれ、たまたまのミス記載ではなく、その子の英文パッセージ中に複数回schoolが出てくるのですが、いずれもscoolと書いてるわけです(つまりたまたまのまぐれミスではない)。

進学塾畑出身の人間からすると高校生でschoolのスペルがまともに書けないと聞いた段階で、おおよそ、その生徒の英語力って判断してしまいそうな感じがしますし、一昔前ならまぁその判断は恐らく多分その予測通り正しかったはずなのですが、ところが、この"scool"生徒はというと普通に不定詞の形容詞的用法や関係詞を使った後置修飾もちゃんと使いこなして長めの英文もなんなく書いてるわけです。これ、英語教えてる人ならわかると思いますが、自由英作で不定詞や関係詞を使った後置修飾が普通に書けるって英語の基礎力がないと無理なんですね。ちなみにこの"scool"生徒は英検も準2級ですが中3の最初に合格しています。つまり英語の総合的な力としては同年代では多分そこそこ高いと思います。

ただ、文法・暗記主体の学校の定期テストに関しては、悪くはないものの、決して良いわけでもなく、毎回テスト結果が返ってくる度に

私:「どうやった?」
生徒:「・・・・・・・」

みたいな感じのやりとりをしているわけです。
そんなわけで多分、自分でもそんなに英語ができるとは思ってないと思うのですが、実際に英語を使ったやりとりになると、本人が思ってるほどそんなに苦戦しないのではないかとも思うわけです。
テストでは確実に減点されますが、実際に英語を使ったシーンではschoolをscoolと書いたところで(発言ならそれこそ何も問題ないわけで)相手はほぼ正確に意味を理解してくれるでしょうから。

こういう生徒が英語に苦手意識を持たないようにもしてあげないとな…と感じる今日このごろです。

さて、新学期が始まりましたが、いきなり英語でズッコケたりしてませんか???

最初が肝心ですよ〜

肝心というのは、何もぶっ飛ばして差をつけろと言ってるのではありません。
むしろその逆かもしれないですよ〜

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