LEGLABO 講師ブログ
今回から、工業英語・技術英語での数の表記について解説します。
工業英語・技術英語には、その特質上、数値表現がたくさん出てきます。英語の文学などでは、数字はあまり出てきませんが、工業英語・技術英語では至る所に数字が出てきます。
まず一般英語における数の表記の大原則をおさらいします。
大原則1
1~9は、スペル・アウトする(綴りで書く)。
10以上は、数字をそのまま使う。
「私は犬を2匹、猫を11匹 飼っています」
⇒「〇 I have two dogs and 11 cats.」この表記が一般的です。
「× I have two dogs and eleven cats.」「× I have 2 dogs and 11 cats.」
しかし工業英語・技術英語では、すべて数字で表記することが一般的です。
例えば、
「その実験では、犬を2匹、猫を11匹使った」⇒「The experiment used 2 dogs and 11 cats.」
なぜなら 数同士を比較しやすい(2と11)、ことや、そのまま数字が出てきた方が、読みやすいからです。言い換えれば、工業英語・技術英語では数字をそのまま使えるから簡単です。スペルで悩まなくても良いということです。つまり、工業英語・技術英語は、取り組みやすいのです。
ただ、皆さん、何事にも例外があります。
一般英語の原則
大原則2
文頭ではスペル・アウトする
この原則は、工業英語・技術英語にも当てはまります。
「これまでの我々の実験で、11匹の犬を使った」⇒「× 11 dogs have been used in our experiment so far.」
文頭には数字を使えません
「〇 Eleven dogs have been used in our experiment so far.」
文頭ではスペル・アウトせねばなりません。
どうしても eleven の綴りが思い出せない場合は、
「〇 So far, 11 dogs have been used in our experiment.」
と書きます。つまり So far という副詞句を文頭に置いて、11の数字を文中でそのまま使う、という逃げ道です。
皆さん、今回から、工業英語・技術英語の具体例に入りました。ちょっと、ややっこしく感じられたかも知れませんが、原則や決まりを覚えてしまえば簡単です。次回も数の表記の続きを解説します。最後まで読んでくださり、ありがとうございました。