LEGLABO 講師ブログ

中里先生の工業英語・技術英語ブログPart4〜「工業英語・技術英語と数字①」

今回から、工業英語・技術英語での数の表記について解説します。

工業英語・技術英語には、その特質上、数値表現がたくさん出てきます。英語の文学などでは、数字はあまり出てきませんが、工業英語・技術英語では至る所に数字が出てきます。

まず一般英語における数の表記の大原則をおさらいします。
大原則1
1~9は、スペル・アウトする(綴りで書く)。
10以上は、数字をそのまま使う。

「私は犬を2匹、猫を11匹 飼っています」
⇒「 I have two dogs and 11 cats.」この表記が一般的です。
× I have two dogs and eleven cats.」「× I have 2 dogs and 11 cats.」

しかし工業英語・技術英語では、すべて数字で表記することが一般的です。
例えば、
「その実験では、犬を2匹、猫を11匹使った」⇒「The experiment used 2 dogs and 11 cats.」 
なぜなら 数同士を比較しやすい(2と11)、ことや、そのまま数字が出てきた方が、読みやすいからです。言い換えれば、工業英語・技術英語では数字をそのまま使えるから簡単です。スペルで悩まなくても良いということです。つまり、工業英語・技術英語は、取り組みやすいのです。

ただ、皆さん、何事にも例外があります。
一般英語の原則
大原則2
文頭ではスペル・アウトする
この原則は、工業英語・技術英語にも当てはまります。
「これまでの我々の実験で、11匹の犬を使った」⇒「× 11 dogs have been used in our experiment so far.」
文頭には数字を使えません
〇 Eleven dogs have been used in our experiment so far.」
文頭ではスペル・アウトせねばなりません。
どうしても eleven の綴りが思い出せない場合は、
So far, 11 dogs have been used in our experiment.」
と書きます。つまり So far という副詞句を文頭に置いて、11の数字を文中でそのまま使う、という逃げ道です。

皆さん、今回から、工業英語・技術英語の具体例に入りました。ちょっと、ややっこしく感じられたかも知れませんが、原則や決まりを覚えてしまえば簡単です。次回も数の表記の続きを解説します。最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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