LEGLABO 講師ブログ

公立中学の定期テストは難化している!


2021年の教科書改訂以降、英語の定期テストはじわじわと難しくなってきています。
難しくなっている要因は以下の2つだと思っています。

①    教科書が改訂されて、単語や本文が難しくなった。
②    丸暗記では解けない問題が増えた。


①    教科書が改訂されて、単語や本文が難しくなった。

中1ギャップの内容でも触れましたが、教科書改訂後から単語や本文がぐんと難しくなっています。
教科書の内容が定期テストに出るわけなので、その内容が難しければテストも自ずと難易度が上がるわけです。
難しくなった分、暗記に使う労力も増えているんですよね~^^;

 
②    丸暗記では解けない問題が増えた。

少し前まではテスト範囲の教科書の本文さえ暗記すれば良い点が取れる、と言われていました。今でもそれは別に間違いではありませんが、覚えた知識をただ再生するだけではなく、知識を活用して解く問題が増えています。(そもそも本文自体が難しくなっているので、本文暗記自体も大変ですが...。)

例えば、こんな感じの問題です。

Q. 次のような場合、何と言いますか。英語で書きなさい。
→自分は中国語を勉強し始めて5年になると言いたい場合。

この問題って日本語をそのまま英語にする、というワケではないですよね。

中国語を勉強し始めて5年になる...。そうか!現在完了を使って、私は5年間中国語を勉強しています。という文にすればいいのか!と考えて、「I have studied Chinese for five years.」と答えを出す。これって知識を活用する力がないと解けない問題です、、、

現在完了「have + p.p. + for, since~」で「ずっと~している」意味になる、という知識を活用して、問題になっている文章を自分で作らないといけないです。

ただ、こういった問題も学校のワークと全く同じ問題が出題されるケースもあるので、暗記力にハイパー優れていれば何とかなったりします。笑

他には、教科書に載っていない文章の読解問題が出題されることも結構あります。
これは純粋な英語力が試されるので、苦手な子は完全にやられてしまいますね^^;
テスト範囲の暗記が完璧でも、初見の文章だと読めないケースもあると思います。

 こんな風に難しくなっているのが現状なので、平均点も下降傾向にあります。(英語含めて全教科下がっています、、、)

対策方法としては、「理解したうえで暗記し、演習を積むこと」以外にないと思っています。
この基本を「なんとなく」ではなく「目的意識をもって」やることが大事ですね。
難しくなっているとはいえ、コンスタントに90点以上を取り続けている子ももちろんいて、そういった子は上記の基本が徹底できていたなあという印象です。

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