LEGLABO 講師ブログ

つづき

ちょっと間が開きましたが前回の続きです…
 
先日とある中1のクラスで使用した英文にDubaiが出てきたのですが、子供たちはドバイという街の名前は知ってるものの、このドバイがどこの国の都市なのかとなると突然正答率が下がるわけです(まあ地理の嫌いな子ならなおさらでしょうが…)。

ちなみにこれ、私も授業でやっていてその時はなるほどなと思ったんですが、ドバイがどこの国の都市なのか、その正式名称はある程度年齢がいくと答えられるのですがその国の近隣地域でのその国の「通称」となるとあまり知らないのではないかと思うわけです。私自身、イギリスでアラブ人の友人がやたらと会話の中で「エミレーツがあーだ、エミレーツがこーだ」と連発していなければ多分今でももしかしたらそういう認識はなかったかもしれません(^_^;)。

当初はなぜこのアラブ人は飛行機会社のことをそんなに強調してるのかよくわからなかったのですが、要はドバイのあるアラブ首長国連邦は、英語表記で言うとUAEとなるわけですね。でこのUAEというのがUnited Arab Emiratesの略称であるわけで… 

もし仮に日本語が国際語だったならば、ヨーロッパや中東の方は、例えば日本のお隣の国、韓国をひょっとすると大韓民国と言ってるのかもしれませんね。ただ大半の日本人は通常、大韓民国とは言わないわけで。距離が遠い国であればあるほど、それだけ異国感(=アウェー感)が増して行き、他人行儀的なところが正式名称の使用に結びつくのかな?なんてことを授業をしながらふと思ったりする今日このごろです。
 
ま、そう考えると前回あんな感じでブログには書きはしましたが、多くの人が米国を指してAmericaというのは親近感のあらわれなのかもしれませんね(他のアメリカ大陸諸国の人はどう思ってるか知りませんが…)。
 
というかよく考えたらトランプ大統領もmake America great againって言ってますね・・・
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