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LEGLABO 講師ブログ  2017年6月

夏期講習が近づいてきました!

夏期講習期間中のみ英語難民救済講座を開きますのでご期待ください(多分今晩HPにアップできると思います)。

 

そろそろ夏休みの足音が聞こえてくる頃ですね(^^)。

公立中学校は既に期末考査も終わり、答案返却も完了した頃ですね。そしてここから中高一貫校の期末考査が始まり、それが終わるといよいよ夏休みです。

1学期が終了してみて英語の勉強はどうだったでしょうか?

中高一貫校に通われているお子さんで、今回の期末テストがイマヒトツだった場合は、完全に消化不良を起こしている危険性があります。

もしこれが中1生の場合だったら、早急に手を打てばまだ傷はか・な・り浅いです(ただこの時点でそこまで深刻だとは考えられない親御さんが多いため、このタイミングをスルーされるケースは結構多い…(-_-;))。

これが中2生の場合、中1で学習した一番基本(=超重要)となる文法事項がかなり揺らいでいるところに既に過去形が入ってきているため、崩落一歩手前といったところでしょうか(ところが、この時点でもまだ本人のはっきりとした自覚症状がない場合がありスルーされることも!)。

そしてこれが中3生になると、しかも進学校ともなると、かなり高い確率で既に高校内容に入っているため、「何が分からないのかわからない」「自分がわかっているかどうかもわからない」という意味不明な状態に陥っている可能性が高いです(流石にここまで来ると完全に本人の自覚症状はあるのですが、本人がもうあきらめモードになっている…(-_-;))。

そしてこれが高校生でワ・ッ・カ・ラ・ナ・イ・!となってしまっている場合は、もうこれは 一つの覚悟が必要です。すなわち『わからなくなったところから始める』こと。これ、腹をくくってその覚悟を持ってしまえば、意外と問題は早く解決されることが多いです。逆に、焦りから難しいことをしないとクラスメートに取り残されるという妄想にとりつかれると無限の負のスパイラルに陥ります。

早めに手を打って、気分を楽にして2学期に備えられるようにしましょう!


つづき

ちょっと間が開きましたが前回の続きです…
 
先日とある中1のクラスで使用した英文にDubaiが出てきたのですが、子供たちはドバイという街の名前は知ってるものの、このドバイがどこの国の都市なのかとなると突然正答率が下がるわけです(まあ地理の嫌いな子ならなおさらでしょうが…)。

ちなみにこれ、私も授業でやっていてその時はなるほどなと思ったんですが、ドバイがどこの国の都市なのか、その正式名称はある程度年齢がいくと答えられるのですがその国の近隣地域でのその国の「通称」となるとあまり知らないのではないかと思うわけです。私自身、イギリスでアラブ人の友人がやたらと会話の中で「エミレーツがあーだ、エミレーツがこーだ」と連発していなければ多分今でももしかしたらそういう認識はなかったかもしれません(^_^;)。

当初はなぜこのアラブ人は飛行機会社のことをそんなに強調してるのかよくわからなかったのですが、要はドバイのあるアラブ首長国連邦は、英語表記で言うとUAEとなるわけですね。でこのUAEというのがUnited Arab Emiratesの略称であるわけで… 

もし仮に日本語が国際語だったならば、ヨーロッパや中東の方は、例えば日本のお隣の国、韓国をひょっとすると大韓民国と言ってるのかもしれませんね。ただ大半の日本人は通常、大韓民国とは言わないわけで。距離が遠い国であればあるほど、それだけ異国感(=アウェー感)が増して行き、他人行儀的なところが正式名称の使用に結びつくのかな?なんてことを授業をしながらふと思ったりする今日このごろです。
 
ま、そう考えると前回あんな感じでブログには書きはしましたが、多くの人が米国を指してAmericaというのは親近感のあらわれなのかもしれませんね(他のアメリカ大陸諸国の人はどう思ってるか知りませんが…)。
 
というかよく考えたらトランプ大統領もmake America great againって言ってますね・・・

意外な盲点

あまり英語の知識的なものとは関係ないのですが、有名どころの国で意外にパッと生徒が答えられない国名が実はイギリスであったりするわけです。
 
英作文で「あなたはイギリスに行ったことがありますか」みたいな問題が出たとしましょう。
 
大体生徒が書くイギリスに該当する英単語はEnglandが筆頭に上がるわけです。で、次に来るのがBritainか、まぁおかしなのになるとBritishとか完全に品詞を間違って答える場合もあるのですが、やはりこれは問題集の模範解答をそのまま覚えた結果だからかもしれません。(結構あるんですよね…イギリスをEnglandって書いてる問題集が…(-_-;))
 
これが例えばロンドンに観光旅行に行ったとして、「こないだイギリスに行ったよ」みたいな文脈なのであればI went to England.で何ら問題はないのですが、その一方で、イギリス国内で、イギリス=イングランドという思考回路がバレると明らかにスコットランド人やアイルランド人、ウェールズ人はいい顔はしないでしょう。まぁ言ってる本人はそんなつもりはさらさらないのでしょうけども・・・。
 
これは「アメリカ」という単語も同様ですね。
「私はアメリカに行ったことがある」という英作文の場合、このアメリカというのは、北米や中南米を含むアメリカ大陸に行ったことがある、という意味ではなく、十中八九アメリカ合衆国のことを指していると思われるわけです。
 
それであればやはりここはアメリカではなく、the USと書くべきかと思うわけです。
 
と、こんなことを書いていると、先日ある英文で出てきたDubaiの話を思い出したのですが、これは次回にまわします・・・(^_^;)。

Slowly but surely

今まで何も言わなかった中学生の中にも英検対策をしてほしいと言う生徒がちらほらと出て来始めています。

「英検に受かるための勉強」というと、英検に合格すること自体が目的化されてしまいがちで、それはちょっとどうかなと思うところもあるのですが、英検に出題される4分野を普段から少しずつトレーニングしていこうという姿勢自体は決して悪いことでは無いとも思うわけです。

実際、去年の中2生が揃いも揃って皆ほぼ同じ点数(領域別もほぼ同じ点)で準2級に合格した際も、特に「英検対策」と銘打って詰め込んだのは、1次試験に合格してしまったためにだったらせっかくなんで2次も頑張ろうということで、慌てて詰め込んだ面接対策の時だけで、1次受験の時は過去問すら解かせていませんでした。

本人に何かしらの事情があって英検に合格しなければならないという差し迫った状況がないのであれば、ゆっくりと普段の英語学習の中でバランスの良い勉強を取り入れていったらいいかなと思う今日この頃でもあるわけです。


リスニングの壁

先日高校生のとあるクラスでのこと。
 
ザリィズ イーズィトゥ ンダァストゥンダッ セッ ザダァラァ
 
という英文が流れた時に、
 
「先生、これ僕の知っている単語ありましたか?」とある生徒に聞かれたので「全部中1で習う単語やで」と答えると完全フリーズしている場面がありました。
 
実際、その時、教室の後方で宿題をしていた中 2の後輩君は私のその発言に対して、そうやなと首をタテに振っていたので、その高校生は更にフリーズしてしまったわけですが…(^_^;)
 
いわゆる一昔前の日本の英語教育で英語を勉強してきた大人だと、こういう状況は「あるある体験」だと思うのですが、最近は我々の頃と比べて、学校でもかなり音声からのアプローチを取り入れた英語指導になってきているため、意外と音で聞く分には理解できるという生徒がかなり増えては来ているのですが、それでも英語に苦手意識を持つ生徒の場合はこのようなケースがまだ多くあるのだろうなと思われるわけです。
 
いずれにせよ、このレベルからリスニング力を鍛えていこうとするとなかなかハードな試練が待っているわけです…。
 
結局のところ、この生徒からすると、上記の英文を100回聞いたところで意味不明なわけで、ここに聞き流しの限界があるわけです
 
一方で、いわゆる帰国子女たちが、現地校でこういう意味のわからない音の洪水を聞きながらも少しずつその意味することがわかっていくのは、色々な意味でのコンテクスト(=文脈)がふんだんにあるからです。それは先生の声のトーンや動作であったりとか、友達の表情、クラスの雰囲気など、状況判断のできる材料ですね。
 
こういったコンテクストがなく、ただ音だけで英語を勉強しようとすると、こういう場合は完全にお手上げです。シャワーのように英語を浴びろというのは言うは易しなのですが、実行する際にはいろいろな点に気をつけないといけないということが分かる1つの良い例だと思われるわけです。

英作文とWriting

今後、入試においても「英作文」から「Writing」へと変わっていくことはこれはもう確実なことであるわけですが、このWriting(特にAcademic Writing)と英作文の違いは結構大きいわけです。

英作文に関してはもはや説明は不要ですね。いわゆる「和文英訳」のことで、与えられた日本語の文章を英語に直すと言う翻訳作業をするわけですが、これに対してWritingは翻訳作業ではなく、与えられたテーマやお題に関して、自分で「書き言葉で」意見を述べるという力が要求されるわけです(こう書くと、従来も翻訳型の英作だけではなく自由英作もあったやん、と言われることがあるのですが、基本的には従来の自由英作と、いわゆるAcademic Writingは似て非なるものと考えてもらってよいかと思います。その理由は以下に…)。
 
そうなると必要となってくるのが、英語で文章を書く際の文章作法、つまり英語での文章の書き方です(これは正しい文法知識とか、コロケーションがどうとかといったレベルの話ではありません)。こういった英語での文章作法に関しても少しずつ指導され始めている学校もあるようですが、英語の文章と日本語の文章は基本的に文章構成のスタイルが大きく異なっており、日本語の「起承転結」型の文章スタイルを英語のWritingに持ち込むと国際社会では激しく読者に混乱をもたらすわけです…(^_^;)。
 
ですのでWritingにおいては、まず「何を書くか」と言うよりも「どう書くか」ということをきっちりと叩き込まないと、いくら正しい文章を書いたところで高い評価がもらえないということになりかねないわけで…。
 
この辺の事情に関しては、英検もついに3級からWritingテストを導入してきましたので、英検をコンスタントに受け続けているとその準備の過程で少しずつマスターしていけるのかなとも思っています。
 
何はともあれ、Writingの第一歩は何を書くかではなく、スタイルです。

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