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LEGLABO 講師ブログ  2019年6月

ハードル

何においてもそうなのかもしれませんが、入り口のハードルを高くするとなかなか続かずに挫折というのはよくあることです。
 
そのことを頭ではわかってるものの、学年が上がれば上がるほど、そして期日(テストとか)が迫れば迫るほど、周囲の人間(≒親御さんor先生)の心理的ハードルは上がり、なのに、おおよそのケースにおいて、肝心の当の本人の当事者意識は極めて薄く、従って周囲の人間のストレスのみが増えていくという…
 
結局、当事者意識の薄い本人へのプレッシャーは増すばかりで、本人は嫌気がさしてひたすら現実逃避に走るので思うような結果からはどんどん遠ざかるという、まあよくある光景となるわけです。
 
 
ですので、「まだ大丈夫かな?」みたいなタイミングで始めておくことが、実は失敗しにくくさせるためのカギでもあるわけです。

もしかしたらうまくいくやり方なんて無限にあるのかもしれませんが、一方で、ほぼ高い確率で「ウマクイカナクナル道」というのは案外決まっているような気もします。だいたいこの路線にはまると、その先は「あー…(-_-)」みたいな。
 
今回の期末考査、もう終わった学校もあれば、ど真ん中の学校もあれば、もう1〜2週間で始まる学校もあります。
 
まぁうちの子はまだ大丈夫かな?
 
ぐらいの方が、ストレスなく、無理なく、楽しく、それでいて本当に力のつく英語学習が継続できますよ〜

おもいこみ

色々な思い込みがありますが、
 
「英語の読解力をつけるためにはより難しい英文を読まないと!」
 
というのも1つの思い込みですね。
 
 
これ、10年前の私がそうだったんでよくわかるんですが、
 
「簡単な英文ばかり読んだところで、なんの力もつかんやろ」
 
というのも思い込みですし、
 
「試験本番で練習よりも難しい英文が出てきたらそれこそパニックになるやん!」
 
というのも思い込みです。
 
って、上から読んできて頭で中途半端に理解したつもりで、「ふむふむなるほど」とか思ってるそこのあなた、でも結局手に取ってるのは◯会の速◯英単語とかじゃないですよね笑??
 
いや、別にその単語帳がアカンと言ってるわけではないのです。むしろ個人的にはよくできた教材だと思ってますし、レグラボにも置いてますよそれ。
 
でも「英語の読解力をつけないと!」と思った時に、短絡的にそっち方向に思考回路を向けない方がより速く効果的に力がつく可能性は十分にあるわけです。
 
ちなみに先ほどのZ会の単語帳(あ、言ってしまった)ですが、掲載されてる英文の語数を概算で計算してみたんですが、約10,000語程度です。これを多いと見るか少ないと見るかなのですが…
 
結論から言うと圧倒的に少ないわけです。
 
個人的に、向こうで留学している間、結構衝撃的だったのは、日本人は自分が思っているほどリーディング力が全然高くないということでした。もちろんこれは自分自身に対しなのですが…
 
もともと日本人はコミニュケーション英語は弱いというのはみなさんわかっているのですが、だからなのか、どこかで英文読解はまだイケてると思いたい気持ちもあったのかもしれませんが、それはものの見事にこっぱみじんに砕け散りました。
 
結論から言いますと、日本人は読解力も全然イケてません(-_-)
 
いかんせん読む量が少なすぎるわけです。
読む量が圧倒的に不足している(これは特に簡単な英語で書かれた文章を、です)上に、インプットに使う英文は小難しい複雑な英文ばかり。しかもその量が少ないわけですから、そんな栄養失調を起こしている脳みそに英語でアウトプットをしろと言う方が無理な話なわけで…。 
ですので英語の「暗号解読」ならできるのかもしれませんが、英語を1つの情報としてある程度のリズムとスピードを持って読んでいくとなると全然頭に入ってこないわけです。
 
ここがリーディングで高得点を取れる生徒と取れない生徒の大きな違いではないかと最近感じています。涼しげな顔でリーディングの点数が高い生徒は大体読むスピードが圧倒的に速いです。そしてその逆は…ま、皆さん予想通りの結果でして…。
 
そんなもろもろの思い込みを取っ払ってレグラボでトレーニングをしてみると思わぬ気づきが思ったよりも早く手に入るかもしれませんよ〜。
いつでもウエルカムですよ〜。

小学生を教えていると

小学生を教えていると彼らからのフィードバックによって得られるものが非常に多いことに気づきます。
 
レグラボでは小学生の間は文法を一切教えず、基本は絵本を使った読み聞かせやシャドウイング、暗唱などを通じて大量の(その子のその時点のレベルにとっては)簡単な英文に触れさせていきます。
 
こういう指導法を取るとどういうことが起こるかというと、子供にどんな力がついているかというのがいい意味でも悪い意味でもそんなに単純に把握できるとは限らないわけです。
 
昔からある文法主導型の指導であれば、予め決められたカリキュラムに即して文法を教えていく、いわゆる積み上げ式の指導なので指導する側からすると今子供たちはどこを学習していて、どの知識までは習得できているということがほぼ確実に掌握できるわけで、いわゆる管理型教育の典型でもあるわけです。この管理型教育そのものが良いとか悪いというわけではないのですが、レグラボでは少なくとも小学生のうちはそういう管理型では指導しないというだけのことなのです。
 
それゆえ子供たちの習得のプロセスは必ずしも直線型ではなく、ある意味カオスな状況を呈することもあるわけです。
時にかつての文法主導型の指導経験からすると「え?こんなことも忘れてしまったん?!」とこちらが焦るようなことを平気でしでかす一方で、「え?!こんなんできるん?!」というようことも普通に起こるわけで…(^_^;)
 
で、そういう嬉しい誤算は家庭内でも起こることがあり、お母さんから「こないだ英検の◯級の過去問をやらせてみたらほとんど満点でした…」みたいな報告を受けることがあり、でも授業ではそんな難しい級の英文など全然取り扱っておらずこちらが
 
「えー?!」∑(゚Д゚)
 
みたいなことになることもあるわけです。
 
これはある意味で中高生指導においても、私にとってはチャレンジ的な部分ではあるのですが、管理をやめると子供はのびる!!!
のかもしれませんね…(^_^;)
 
ま、少なくとも言えるのは指導者側の中に硬直した評価基軸しかないと子供たちの成長に気づかないこと、あるいは見逃していることなど多々あるのでしょう。
 
自重すべし…

いろいろなまなびかた

もう今やいろんな場で話されるのでさほど目新しい内容ではないのですが、ラーニングピラミッドによるとどのように学習するかという学習方法/手段と、それによって学習したことがどれくらい定着するかを順に数値化したものとして
 
5% 講義
10% 読書
20% 視聴覚
30% 実演を見る
50% グループ討論
75% 自ら体験
90% 他人に教える
 
となるそうです。
まぁ我々塾の先生からするとみもふたもないデータですよね、どれだけ熱血先生がチョーク一本で張り切って授業しようとその講義によって子供たちが学習したことが定着するのはたった5パーなわけですから。
そらスタディーサプリでええんちゃうん?となりますよね…(-_-;)
ま、それはさておき、このピラミッドによると一見能動的学びに見えそうな読書による学習もかなり定着度が低いと言うことがわかります。
本を読んでその内容が定着するのは10パーと言うことは読んだ内容の90パーは忘れてしまってるってことですよね笑笑
でもこのことを熟知している人もいて、本を読んだら即その日のうちにその内容を奥さんに事細かに話すという人もいました。本の内容によっては奥さんからしてみればとんだ天災かもしれませんが…
 
一方でこのピラミッドによると最も学習したことの定着具合が高いのが他人に教えるということなのですね。学習したことの9割が定着すると考えると驚異的な数字でもあります。
 
ただ、これ、塾の先生のアルバイトをした大学生なら大体わかると思うんですが、よっぽどテキトーな塾でテキトーな指導しかしていない学生講師以外はおしなべて指導している教科に関する自分の理解度というのは現役だった受験生時代よりも上がっているはずです。子供に未習内容をお金をもらって教えようとすると基本をどれだけわかりやすく、そして間違いのないように教えるかに頭を使うからです。
 
ちなみにレグラボの現役の生徒でも学校の英語ができないお友達に英語を教えている子がいるとちらほら親御さんから聞きます。親御さんからすると反応はバラバラで、ええことちゃう?と言われる人もいれば、人のことに構ってる場合ちゃうやろと言われる場合もあるのですが、このラーニングピラミッドの理論からすればそうやって自分の得意分野を苦手な子に教えている生徒の特に英語の土台部分に関する理解度は確実に上がっていると思います。
 
現にそうやって、苦手意識をもつお友達におせっかいを焼く子というのはもともと英語が得意なので、あまり英語で私に質問をしに来るということも無いのですが、珍しくそんな生徒が私に質問をしに来る時というのは大体友達に教えていて不意打ちの質問を食らった時ににうまく説明できなかったのであろうことが多いことに気づきます。そしてそういう際にしてくる質問はたいがいが彼ら自身の思考フィルターを経由された、非常に良い質問であることが多いのです。
いい勉強になってるなと思うわけです… (^^)

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