LEGLABO 講師ブログ

「定期テストは単語さえ覚えれば・・・」それが難しい?

みなさん、学校の英語の定期テストはどうやって勉強していますか?
「学校の英語の定期テストで良い点数を取るためには、単語をとにかく覚えさえすればいける!」と結構言われることがあると思います。

たしかに単語を覚えることは超基本で大事ですが、英語が苦手な人はこの「単語を覚えること」が苦痛でなかなか難しいんですよね^^;
「覚えればいいことは分かっているんだけど、全然覚えられない...。」と悩んでいる人は多いと思います。

以前働いていた塾でも、英語だけがどうしても苦手で単語が全く覚えられない、という生徒は多くいました。
数学は100点なのに英語が20点、みたいに極端に英語だけできない生徒とか結構います、、、
文系の人間からすると、「数学の方がよっぽど難しいのに!」とか思いますけどね。笑

そして、その英語が超苦手な生徒たちの単語の覚え方はなかなか衝撃的でした...。

例えば、「dictionary(辞書)」という単語を覚えるのに、「ええと、辞書はディー、アイ、シー、ティー、アイ、オー・・・」のようにアルファベットを1文字ずつ暗記しようとしていました、、、
そもそも「dictionary」という単語の読み方が分からないんです。だからアルファベットを一つ一つ覚えようとしていたんです。
思わず、「いやいや、そんなんしてたら絶対覚えられへんよ!まず読めるようにしないと!今から単語言っていくから発音してみて!」と突っ込まずにはいられませんでした。笑
そもそも読み方が分からないから、彼らにとったら英単語は暗号でしかないし、そんなものを何個も覚えるなんて無理難題ということです。

こういった光景を目の当たりにして、「単語が全然覚えられへんってこういうことか...。」と腑に落ちました。

こういったことが起きる一番の原因は、「英語の音と文字が結びついていない。」ということでしょう。英語が苦手で単語覚えられない、という人は、まず英語の音声を聞いて声に出して発音するのがいいのではないでしょうか。
そうすることでまず単語が「アルファベットが並んだ暗号」ではなく「言葉」になります。

いまの学校の教科書はQRコードを読み込むと音声を聞けるようになっているので、それを活用して教科書の本文を音読(シャドーイング)するのもかなり効果があると思います。
単語の読み方も分かりますし、教科書の本文を覚えることにもつながります。

根本的なことを言うと、フォニックスを勉強して、英語の音と文字の関係を理解することが必要だとは思いますが・・・^^;

そして、姿勢として大事なのが、「すぐに結果が出なくても続けていく。」ことだと思っています。

やり方を変えたとしても、なかなかそんなすぐに覚えられるようになるわけではありません。
それでもめげずに継続していけば、単語を覚えるコツがだんだんと掴めるようになっていきます。

実際に、単語が覚えるのがめちゃくちゃ苦手だったけど何とかコツコツ継続して、1年後には覚えられるようになって単語テスト常に満点!という生徒もいました。

「効果のあるやり方」で「継続」していくことがカギですね!

単語を覚えるのがどうしても苦手、という方はよかったら参考にしてみてください。

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